ハローワークのオンライン自主応募とは?メリット・デメリットや応募のやり方を紹介


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求職活動をするにあたって「仕事やプライベートが忙しく、ハローワークに行けない」「ハローワークに行くのは面倒なため、自宅などから手軽に求人に応募できる方法を知りたい」という方もいるでしょう。
ハローワークインターネットサービスの「オンライン自主応募」を活用すれば、ハローワークに出向かなくても求人に応募可能です。そのため、時間を有効活用して求職活動が行えます。
とはいえ、オンライン自主応募を行うことのメリットだけでなく、デメリットについても知りたいですよね。
本記事では、ハローワークのオンライン自主応募のメリットとデメリット、オンライン自主応募の方法などを紹介しています。
より手軽に求職活動を行う方法も紹介していますので、参考にしてください。
ハローワークのオンライン自主応募とは
ハローワークのオンライン自主応募とは、ハローワークインターネットサービスの求職者マイページから、掲載されている求人企業へダイレクトに応募できるシステムです。
ハローワークのオンライン自主応募を利用できる対象者は、以下に当てはまる方です。
- ハローワークの相談窓口にて求職申込み手続きが完了し、利用登録をしている求職者の方
- ハローワークインターネットサービスを利用し、求職申込み手続きを行った「オンライン登録者」の方
参照元:ハローワークインターネットサービス「オンライン自主応募について」
オンライン自主応募を行う際の費用はかからず、無料で利用できます。
また、ハローワークでは「オンライン自主応募」以外にも、さまざまなサービスを利用できるのが特徴です。何ができるか気になる方は「ハローワークは無料で何ができる?効率よく求職活動する方法も紹介」の記事をご覧ください。
オンライン自主応募のメリット
オンライン自主応募のメリットは、次の3つが挙げられます。
- スマホからも応募できる
- ハローワークに行く時間が省ける
- 企業と直接メッセージのやり取りができる
仕事やプライベートで忙しく、まとまった時間を作ることが難しい方にとって、上記は大きなメリットといえるでしょう。
それでは、メリットを1つずつ解説していきます。
①スマホからも応募できる
オンライン自主応募のメリット1つ目は「スマホからも応募できること」です。
下記に該当する方の場合、パソコンやタブレットだけでなく、スマホからもオンライン自主応募が可能です。
- ハローワークで求職申込み手続きを済ませている方
- オンライン登録を済ませている方
スマホを使って、いつでも手軽に求人検索や応募ができるのは嬉しいポイントです。
②ハローワークに行く時間が省ける
ハローワークに行く時間が省けることも、オンライン自主応募のメリットです。在職中に働きながら転職先の仕事を探している方や、忙しくてなかなかハローワークに行けない方には大きなメリットと言えるでしょう。
インターネット上でオンライン登録が完了すると、求人情報の掲載された「求職者マイページ」が利用できます。ハローワークに直接行かなくても手続きは可能です。
そのため、できるだけ時間をかけず効率的に求職活動を行いたい方には、オンライン自主応募の利用がおすすめです。
③企業と直接メッセージのやり取りができる
オンライン自主応募は、ハローワークの窓口を介さずに企業と直接メッセージのやり取りができます。メッセージ機能を活用できることも、オンライン自主応募を行うメリットの1つです。
企業とのやり取りにハローワークの窓口を仲介しないため、面接の日程調整などがスムーズに行えます。
オンライン自主応募のデメリット
ハローワークのオンライン自主応募のデメリットは、次の2つが考えられます。
- 再就職手当などが受給できない
- オンライン自主応募ができる求人のみ応募可能
オンライン自主応募は、再就職手当や就業手当などの支給対象外となり、各種手当を受給できない可能性があります。また、オンライン自主応募はオンライン自主応募を受け付けている求人にのみ応募可能となっており、全ての求人に対して行えるわけではありません。
それでは、デメリットを詳しく解説していきます。
①再就職手当などが受給できない
ハローワークのオンライン自主応募は、ハローワークの紹介には該当しません。つまり、職業紹介には該当せず、再就職手当などの手当が受給できなくなる可能性があるため、注意が必要です。
支給を希望する手当や助成金がある場合は、支給条件などを確認してからオンライン自主応募を行いましょう。
②オンライン自主応募ができる求人のみ応募可能
オンライン自主応募は、オンライン自主応募を受け付けている求人にのみに応募できます。
求職者マイページには、たくさんの求人が掲載されています。しかし、掲載されている全ての求人がオンライン自主応募を受け付けているわけではありません。
そのため、オンライン自主応募を利用して求人に応募したい場合は、オンライン自主応募を受け付けている求人の中から条件に合った求人を探す必要があります。
ハローワークには多くの求人が掲載されていますが、オンライン自主応募を希望する場合は応募の範囲が限られてきます。また、各種手当の対象外となるデメリットもありますが、オンラインで完結するというメリットもあるので、ぜひ利用してみましょう。
なお、ハローワークを利用するメリットとデメリットが詳しく知りたい方は、「ハローワーク求人のメリット・デメリットは?民間求人サイトと比較して解説!」を参考にしてください。
ハローワークのオンライン自主応募の流れ
ハローワークのオンライン自主応募を行う際の流れは、以下のとおりです。
- オンライン自主応募が「可」の求人を見つける
- 志望動機などを入力する
- 履歴書などをアップロードする
それぞれについての詳細を、以下で紹介します。
オンライン自主応募が「可」の求人を見つける
オンライン自主応募を利用して求人に応募したい場合は、オンライン自主応募に対応している求人を見つける必要があります。
オンライン自主応募のボタンがある求人の中から、自身が希望する就職先の条件にマッチする求人を探しましょう。
志望動機などを入力する
オンライン自主応募をする際には、志望動機の入力が必須です。全角で600字以内にまとめて入力しましょう。
志望動機には、以下のような内容を記載すると良いでしょう。
- なぜこの会社を選んだか
- 入社後どのようなことを行いたいか
- 入社後にどんな活躍・貢献をしていきたいか
また、備考欄の記入は任意ですが、求人者に伝えておきたいことなどがある場合には入力しておきましょう。仕事をする上で会社側に配慮してもらいたい身体上のこと、家庭の事情などは、伝え忘れを防ぐために入力しておくと安心です。特記事項がなければ「貴社の規定に従います」と記載すると良いでしょう。
履歴書などをアップロードする
オンライン自主応募を行う際には、応募時に必要な履歴書などの書類を添付しましょう。応募画面から、作成した履歴書や職務経歴書、その他必要な応募書類などの添付が可能です。
アップロード可能な書類のファイルサイズは1点につき、2MBが上限で、最大で4点となります。
アップロード可能なファイルの種類は「.doc/.docx/.xls/.xlsx/.pdf/.jpg/.jpeg/.png/.bmp/.gif」形式のものです。アップロードするファイルには、パスワードをかけないよう注意してくださいね。
また、応募書類の送付方法に「求職者マイページからの登録」が記載されていない場合は、企業が指定する方法で応募書類を送る必要があります。
オンライン自主応募のボタンがない場合の対処法
オンライン自主応募のボタンがない求人については、オンライン自主応募ができないため、応募したい場合は、最寄りのハローワークに直接足を運び相談する必要があります。
ハローワークへ行く際は「希望の求人が掲載されているページ」もしくは「求人番号」を控えて行くと、スムーズに紹介してもらえます。
また、ハローワークの求職者申込み手続きが完了している場合「オンライン職業紹介」が受けられるケースがあります。自身が該当するかどうかは、最寄りのハローワーク相談窓口にて相談してみてください。
より手軽に求人を探すならはたらくサーチ!
ハローワークインターネットサービスを活用したハローワークの「オンライン自主応募」は、掲載されている求人にパソコンやスマホなどから手軽に応募できます。
「はたらくサーチ」は、全国500ヶ所以上あるハローワークの求人情報に特化しています。求人検索のページは、ハローワークの求職者マイページよりも見やすく、わかりやすいため操作も簡単です。
また、履歴書や職務経歴書などの応募時に必要な書類の作成もできるため、上手に活用して効率よく求職活動を行いましょう。